穴吹エンタープライズ株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役社長:三村和馬)が運営する高松国際ホテル・リーガホテルゼスト高松・ロイヤルパークホテル高松(以下、あなぶきホテルズ)は、環境省が提唱する食品ロス削減の取り組み「mottECO(モッテコ)」を2025年2月1日(土)より開始します。「mottECO(モッテコ)」は、レストランや宴会場で食べきれなかった料理を、お客様の責任のもとでお持ち帰りいただける仕組みを通じて、食品ロスの削減を目指す取り組みです。
日本では、食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」が年間472万トン発生しており、そのうち236 万トンは食品産業から、さらに60万トンが外食産業であり、食べ残しや過剰除去、直接破棄によるものとされています。(農林水産省ホームページより)
これまでもあなぶきホテルズでは、食品ロス削減の取り組みとして、提供した料理を美味しく食べきっていただくための「3010運動」(※1)を推進してまいりました。そして今回、「mottECO(モッテコ)」を新たに導入することで、レストランや宴会場で発生する食べ残しのうち、お持ち帰り可能な料理をお客様の自己責任で専用容器に移し替え、お持ち帰りいただけるようになります。
さらに、産官学連携アライアンス「mottECO普及コンソーシアム」(※2)へ参画いたしました。同コンソーシアムは2023年度末時点で1,095店舗の参加を集め、1年間で72.4トンの食品ロス削減を実現しています。あなぶきホテルズでは、「mottECO(モッテコ)」を通じて、食品ロスおよびごみの削減に取り組むとともに、「食べ残したものは自分の責任で持って帰り、ごみにしない文化」の創造と普及に努めてまいります。
※1「3010運動」とは
環境省が提唱する「宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーン」で、乾杯後30分間とお開きの10分前は自席で料理を楽しむことを呼びかけ、食品ロスを削減するもの
※2「mottECO普及コンソーシアム」とは
「食品ロス・食品廃棄物削減」という社会課題について、競合の垣根を超えた複数の事業者・自治体・大学が連携し、mottECO普及を目的としたアライアンス(2024年11月末現在の加盟状況:26団体・1,233店舗)