穴吹エンタープライズ株式会社（本社：香川県高松市、代表取締役社長：三村和馬、以下、当社）が運営する津田の松原サービスエリア上下線（香川県さぬき市津田町、総支配人：藤本康弘）は、讃岐の銘菓「瓦せんべい」の魅力を新しいかたちで楽しむ新商品「瓦せんべいアイス」の販売を開始いたします。本商品は、老舗「宗家くつわ堂」と福祉事業所「Ｄｏやまびこ」の連携により生まれた、地域の伝統・福祉・観光を結ぶ新たなご当地スイーツです。
【背景】
近年、全国各地で地域の体験価値が求められる中、サービスエリアは観光資源としての役割も担うようになっています。一方で、障がい者の社会参加や雇用機会の拡大も社会的課題として注目されており、観光と福祉を掛け合わせた持続可能な地域づくりが模索されています。
【商品概要】
宗家くつわ堂は、明治十年の創業以来、「瓦せんべい」を主力商品とし、百年以上にわたり伝統の味を守り続けています。江戸時代より幕府の献上品としても知られ、全国にその名を馳せた名糖讃岐和三盆。「瓦せんべい」は和三盆の原料でもある白下糖を使い、素朴ながらも上品な甘みをもつせんべいとして多くの人々に愛されています。このたび販売開始する「瓦せんべいアイス」は、その伝統菓子を使用した新感覚スイーツです。濃厚でコクがあるバニラアイスに、瓦せんべいを砕いて混ぜ込み、さらに“追いせんべい”をトッピング。食べるたびにザクザクとした食感と上品な甘さが広がり、どこか懐かしさを感じる味わいです。製造には障がい者福祉サービス事業所「Ｄｏやまびこ」が参画。ただのご当地スイーツにとどまらず、購入を通じて地域の福祉活動を支援できる“社会活動参加型スイーツ”としての位置づけも備えています。
当施設は、今後もインクルーシブな地域社会の実現に向けて「食×文化×社会貢献」をテーマにした商品企画を進めてまいります。
