穴吹エンタープライズ(株)(香川県高松市:代表取締役社長 冨岡 徹也、以下、当社)では、2022年4月に新卒入社した9名を対象に全国で初めて「デジタルデトックス(※1)」を取り入れた新入社員研修を自然豊かな三豊市粟島で4月15・16日の一泊二日で行います。
(※1)デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことで身体と心に溜ったストレスを和らげるとともに、目の前にある「自然と人」と「人と人」のダイレクトな繋がりにフォーカスする取り組み
現在、デジタルデバイスの進化や通信環境の整備によりネット環境が便利になる一方、
インターネット依存・ゲーム依存など社会問題となっています。
さらに、人と向き合うよりもスマホを見る時間の方が長いうえ、
コロナにより「新しい生活様式」としてマスク生活が余儀なくされ、表情も読み取りにくくコミュニケーションが今まで以上に難しくなり、
ホテル・旅館事業を営むサービス事業者として課題を感じていました。
そこで、当社は多種多様な事業を通じて「人と人とのふれいあいの場」を提供しているサービス業のため、
コミュニケーションの大切さとスマホに頼らず自ら考えて行動できる人財になってもらう事を目的に、
新入社員研修としてデジタルデトックスを導入しました。
研修内容は、一般社団法人日本デジタルデトックス協会(※2)理事森下さんによる講習会後、
実際に携帯電話を回収し、海ごみ調査や焚火トークを盛り込みながら、コミュニケーション力・チーム力強化を図ります。
翌日、デジタルデトックスの効果などを振返りしながら約23時間後に携帯電話を返却します。
日本デジタルデトックス協会によると、新入社員研修でデジタルデトックスを取り入れた事例は、今回が全国で初めてという事です。
今後、他の企業でもデジタルデトックスの必要性が高まってくる事を想定し、
自社だけでなく企業研修のプログラムとして提供していきたと考えています。